色絵磁器作家
特徴|上絵付け/金彩
1994年石川県金沢市生まれ
現在 石川県能美市在住、制作
私たちの身近に、あるいは手の及ばない場所に暮らす動物や植物をモチーフに、器に絵を描いています。エアブラシと筆を組み合わせて色と骨描きのレイヤーを重ね、優美で繊細な表現を目指し制作しています。
プロフィール
2017 石川県立九谷焼技術研修所 本科修了
受賞/入選
2017 九谷焼技術研修所 卒業制作展
パーマネントコレクション選定
2023 石川の現代工芸展 エフエム石川社長賞
金沢城・兼六園大茶会 工芸作品公募展 奨励賞
展覧会
2023 進化する九谷-探求魂-(日本橋三越、東京)
2024 個展(縁煌、石川)
推薦コメント
推薦者|藤原 元|石川県立九谷焼技術研修所 技術指導課長
推薦者|中村 卓夫|梅山窯 窯主
彼女の作品は、アンティークの洋食器を想起させる窓絵に、現代的で愛らしい動植物が描かれており、彼女ならではの豊かな感受性が見て取れる。洋絵具の色のグラデ―ションと細密な線描は、細部まで神経が行き届いた、質の高い仕事である。 また、九谷焼技術研修所の本科卒業制作作品はパーマネントコレクション作品に選定されており、九谷で学んだ様々な加飾技術は、現在の彼女の作風の土台となり表現を支えている。現在は、その確かな技術力を軸に新たな上絵表現を模索しており、今後の活躍が期待される作り手である。