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WORKS

荻野 由梨

技法・修得技術・素材

たたら成形、手びねり成形

バイオグラフィー2015愛知教育大学現代学芸課程造形文化コース卒業2017愛知教育大学大学院教育学研究科芸術教育専攻美術科内容学領域修了2018多治見市陶磁器意匠研究所セラミックスラボ修了2018多治見市陶磁器意匠研究所嘱託職員2019~現在多治見市陶磁器意匠研究所職員

仕事内容

陶芸家

生年など1992愛知県岡崎市

受賞・入選2016第4回陶美展 奨励賞2019第6回陶美展 入選2019Korean International Ceramic Biennale 2019 入選2020第54回女流陶芸展 女流陶芸大賞

主な展覧会2015陶とガラスの造形展(瀬戸市新世紀工芸館、愛知)2015焼けてかたまれ火の願ひ(多治見市文化工房ギャラリーヴォイス、岐阜)2016安藤祐輝・岩田結菜・荻野由梨・中島晴美・山口美音・森綾展(ギャラリー数寄、愛知)2019やきものの現在 土から成るかたち ishokenの造形(多治見市文化工房ギャラリーヴォイス、岐阜)2021やきものの現在 土から成るかたち‐PartⅩⅧ(多治見市文化工房ギャラリーヴォイス、岐阜)

推薦者

陶芸家、多治見市陶磁器意匠研究所所長、国際陶芸学会(IAC)会員 中島晴美

推薦者によるコメント

走泥社の熊倉順吉先生は「土と炎から生まれるやきものの宿命的な姿」と話された。私は荻野由梨の作品を見るときなぜかその言葉を思い出します。
荻野は、ひたすら「土の可塑性」のみを拠り所に、生の粘土の板が自然に作った有機的な形だけをひたすら見つめ続けて制作します。それは、自身の内なる宿命的姿を探しているようにも見えます。生命形態を思わせる特異な作品は、陶芸の持つ表面的な素材感の魅力を求めるのではなく、土が本来持つ本質的なものに惹かれ自分自身を探るような制作姿勢から生まれるのでしょう。陶芸の造形のど真ん中で制作する彼女に期待しています。

作家情報・リンク

https://www.instagram.com/youlidiye

メッセージ

私は粘土の柔らかな表情に魅力を感じ制作しています。粘土を積み上げていく中で出来上がる形には、自分でも気づかないような自己の内面が現われるように思います。

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