toriimiki
陶作家
[特徴] ※※記入なし
展覧会 2023 個展「here and there」(ギャルリenn,愛知)
近年の作家活動・制作について
現在、常滑市にてうつわの制作を軸に活動している
今後の展覧会、作品発表、イベント等の情報
〜2024年9月1日まで 森美術館ショップにて展示販売中
支援者の皆様へメッセージ
FPP 2022ではご支援いただきありがとうございました。今も変わらず、やわらかいつちの感触をたしかめながら、てびねりのうつわをつくっています。最近はすこしずつまたいろんな場所へ訪れることも多くなり、じぶんの内側にさざなみたつ感覚もあたらしく、もっと眼とこころをひらいて風やひかりを感じたいと思う日々です。そうして受けとったものをまたいつの日にかみなさまへ陶をとおしてお届けできたら・・と思っております。今後ともどうぞ末永くあたたかく見守っていただけますと幸いです。
推薦者・陶芸家 吉川千香子
鳥居の作品は、どこか自然物を感じさせる、やわらかく豊かな造形を特徴としている。2022 年春に開催されたとこなめ陶の森陶芸研究所修了制作展では、ふっくらと膨らんだ果実の形をした作品がとくに印象的であり、内側に宿る生命を感じさせる力があった。
彼女の制作は、時に原土を砕き水簸するところから始まる。常滑に来て学んだことにより、土という素材そのものを慈しむ気持ちが生まれたそうである。また、ひとつひとつ丁寧に指先をとおして土の感触を確かめながら、手びねりで粘り強く成形している。自らの内的世界を大事にし、土に寄り添いながら生まれる作品は、見る者の心に静かに語りかける。
今後の活躍を楽しみにしている作家である。
■Instagram
https://www.instagram.com/toridor_i