望月 美鶴 Mochizuki Mitsuru
近年の作家活動・制作について
生命を形作る螺旋構造を基盤にパーツを積み上げ、ゆっくりと作品を育てるような感覚を楽しみながら制作しています。 お世話になっているギャラリーさんの企画展等に参加させて頂いております。
今後の展覧会、作品発表、イベント等の情報
2024.11.2〜11.17「ぐいのみ展」(ギャラリー数寄/愛知)
支援者の皆様へメッセージ
華々しいような舞台には立てていませんが自分の時間を信じて制作し続けています。近況に関しましてはInstagramをご覧いただけると幸いです。ご興味がございましたらお気軽にお声掛けくださいませ。
推薦者・陶芸家/多治見市陶磁器意匠研究所所長 中島晴美
望月美鶴さんの制作姿勢は、粘土という素材の持つ可塑性と陶に至る焼成へのアプローチの仕方を通して、感情と理性の折り合いをつけようとするところにあると思う。それは素材を熟知し表現へと昇華させる熟練した技術を必要とする。言い換えれば、「素材」と「私」の密接な関係を経験することでしか成立しえない造形に立ち向かう姿勢ともいえる。長い制作の時間の中で自分だけの技法を編み出し、そこに潜在的な造形力が相まって「内なる私」を暴き出す。それが彼女ならではの特異な生命形態を思わせる、魅力的な作品を生み出す理由だろう。
■Instagram
https://www.instagram.com/mitsuru_mochizuki