ガラス作家
石川県金沢市在住、制作
特徴
ホットワーク、ガラスと金属箔の組み合わせ
ガラスと金属の相互作用から生まれる偶発的な光、色、テクスチャーを探求しています。素材の特性と視覚的な効果を自身のイメージに結びつけ、記憶の複雑さや、曖昧さ、 その蓄積を作品として可視化させています。
プロフィール
1998 大阪府生まれ
2021 大阪芸術大学工芸学科ガラス工芸コース 卒業
2023 富山市立富山ガラス造形研究所研究科 修了
金沢卯辰山工芸工房 入所
受賞/入選
2025 第81回 金沢市工芸展 金沢市長最優秀賞 受賞
金沢卯辰山工芸工房工房賞 受賞
MUFG工芸プロジェクト「KOGEI ARTISTS LEAGUE」ファイナリスト選出
第6回世界工芸トリエンナーレ 次世代賞 受賞
展覧会
2022 「記憶の海」個展(Systema gallery、大阪)
2025 KOGEI ARTISTS LEAGUE 2024(日本橋三越本店美術特選画廊、東京)
推薦コメント|鹿田 洋介 ガラス作家、金沢卯辰山工芸工房専門員
記憶や自身の心象を、その土地での実体験から、雨や海といった捉えどころのない自然現象をモチーフとして、線の重なりとその造形で表現している。タイトルにもしばしばみられる「雨を束ねる」といった独自の解釈や感覚は興味深い。そしてその造形と共に、ガラスと金属箔や漆などの異素材を合わせることにより、ガラスとの質感の対比が生まれ、素材が混じり合うことで独特な表情が現れる。その詩的な表現は静謐でありながら、ホットワーク、コールドワーク、キルンワークと複雑な工程を経て生み出される作品は重層的な奥行きを感じさせる。今後の展開が楽しみな作家である。

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