漆作家
京都府在住、制作
特徴
レーザーカッターなど現代技術を活用して漆作品を制作
中国の漢字と日本の葦手絵など伝統文化の要素を再デザインし、レーザーカッターなど現代技術を活用して、過去、現在から未来へと向かう時代のイメージを持つ漆作品を制作しています。
プロフィール
1991 中国・福建省生まれ
2016 (中国)福州大学視覚伝達デザイン専攻卒業
2016~2019 厦門楽享澄果創意設計有限公司 正社員
2024 京都市立芸術大学大学院 漆工専攻修士課程修了
現在 京都市立芸術大学大学院 漆工領域博士課程(後期)在学中
受賞/入選
2023 国際漆展・石川2023 入選
田口美術・田口良成賞 奨励賞
2024 京都市立芸術大学作品展 大学院市長賞
展覧会
2023 漆加飾三人展[種](ギャラリー恵風、京都)
国際漆展・石川2023巡回展(石川県政記念しいのき迎賓館・輪島漆芸美術館、石川)
2024 「呉 雯雯 漆個展」(ギャラリーマロニエ、京都)
「HANKYU ART FAIR」(阪急梅田アートステージ、大阪)
「方寸之間」漆個展(ギャラリーイロリムラ、大阪)
「ART TAICHUNG」 台中藝術博覽會2024(ミレニアムホテル、台湾)
Art Rhizome KYOTO 2024「超適応」(渉成園、ホテルリングス京都、京都)
2025 MYORENJI ARTs/CRAFTs FESTIVAL(大本山妙蓮寺、京都)
「千層光」 台湾日本漆藝グループ展(GALLERY IMAVISION、台湾)
推薦コメント|栗本 夏樹 漆造形作家、京都市立芸術大学美術学部漆工専攻 教授
呉さんは、漆の研究を通じて、中国と日本の伝統文化の要素、例えば漢字や葦手、詩歌、山水画などをテーマに掲げ、伝統的な漆工芸とグラフィックデザインの知識を融合させた作品を制作している。レーザーカッター技術やデジタル化されたデザインプロセスを駆使することで、伝統工芸の手仕事と現代技術の精密さを組み合わせ、漆の新たな可能性と表現を広げている。漆の多様な表現方法を探求しつつ、現代的な思考や感覚、新しい素材や技術、そして伝統を融合させた表現で、これからの漆芸界を牽引する人材へと成長すると確信している。

コメント