漆芸作家
長野県在住、制作
特徴
主に長野県で採れた木地や漆を使い日常使いのできる漆器を制作
長野県木材と長野県産漆を使い、木曽漆工の町で物を作ることと、全ての生産者が見える、わかる、モノづくりをしています 。制作販売からその後のメンテナンスも含めて長く使えるものを作っていきます。
プロフィール
1987 熊本県生まれ
2005 京都市立銅駝美術工芸高等学校卒業
2012 広島市立大学 芸術学部デザイン工芸学科漆造形専攻卒業
2017 漆芸作家として漆工町木曽平沢にて独立開業
推薦コメント|石坂 健一 長野県塩尻市 副市長
いちだめぐりさんは、熊本に生まれ京都で育ち、美術工芸高等学校、芸術学部漆造形の分野で学んだ後、塩尻市木曽平沢(漆工町)に移住し、伝統工芸士である荻上分峰氏に師事した。同町で工房を構え、長野県産の漆と材にこだわり、自然物や製作工程で出た廃材なども活用するといった独自のアイデアを持ち、400有余年の歴史ある木曽漆器界にあって、その独創性は際立っている。「作り手の創造性」は、我が国の伝統工芸共通の重要な課題である。未来の生活や嗜好を創造(クリエイト)する感性と伝統技術の歴史の融合こそが、木曽漆器のみならず全国の漆器・クラフトの未来を担っていく一助となることを確信している。

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