陶芸作家
特徴|絵画技法と組み合わせたやきもの
1993年岐阜県生まれ
現在 岐阜県在住、制作
女性の一労働者として生きていく中で経験した不平等や格差から、近年は社会問題をコンセプトに取り上げ、現代美術としてやきもので表現している。ネガティブな出来事から着想を得て、ポップでポジティブなやきものとして表現し、それらを使って社会に新しい視点を投げかけている。
プロフィール
2017 多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻 卒業
2019 多治見工業高等学校 専攻科 陶磁科学芸術科 修了
受賞/入選
2016 ワンダーシード2016 入選
展覧会
2016 アタミアートウィーク2016 -流れ淀み沸き漂う-(静岡)
2017 アタミアートウィーク2017 -天つ風結ぶ熱-(静岡)
trace a trace(Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi、東京)
ささま国際陶芸祭(静岡)
2018 第50回新工芸展 学生選抜展(新国立美術館、東京)
2019 美濃陶芸の明日展2019(多治見市美濃焼ミュージアム、岐阜)
2021 歪んだレコードをかける(ニュースペース パ、東京)
推薦コメント
推薦者|北野 勝之|岐阜県立多治見工業高等学校 専攻科 陶磁科学芸術科 主任
美術大学で絵画を専攻した経歴を持ち、絵画技法とやきものの成形方法を組み合わせて制作をしています。専攻科修了後は陶壁メーカーにて建築美術の仕事に2年間携わり、現在はサイエンスイラストレーターとして働きながら多治見で制作をしています。彼女はまだ見ぬやきもの表現を目指しており、現代美術のフィールドでやきものという素材の特性を生かして表現したいと考えています。今後は海外での活動も視野に入れており、これからが楽しみな作家です。自己の表現を追求する上でも多くの方々の眼に触れ、意見をいただき考える機会を今回の展示を通して持ってほしいという思いです。