Glass Artist
特徴|宙吹きガラス
1991年東京都生まれ
現在 東京・神奈川在住、制作
溶けたガラスの流動性や炎の影響で刻々と変化していく色ガラスの表情に時の経過を感じ、時を連想させる痕跡や情景をモチーフに制作しています。
プロフィール
2014 女子美術大学 デザイン・工芸学科工芸専攻 ガラス 卒業
渡米
2015 Brooklyn Glass Studio Internship
彩グラススタジオ 勤務(~2019)
2018 東京を拠点に展示開始
2019, 2021 Artist in Residency Program(Glazen Huis Lommel, Belgium)
受賞/入選
2014 卒業制作賞
2017 蕎麦猪口アートアワード入選
2018 テーブルウェアフェスティバル入選
2019, 2021 Glazen Huis Lommel Belgium収蔵
2023 29回伝統工芸諸工芸展入選
2024 暁展入選 等
展覧会
2020~ 個展(髙島屋百貨店、東京・神奈川)
2023 個展(ギャラリー田中、東京)
2024 個展(阪急うめだ本店、大阪)等
推薦コメント
推薦者|加藤 尚子|女子美術大学 芸術学部 デザイン・工芸学科 工芸専攻 准教授
飯田桜子さんは、色ガラスが熱に反応して起こる現象を活かした吹きガラスによる器やオブジェの作品を制作し、作家活動を続けて来ました。その色彩表現は非常に魅力的で、更なる技術の習得により独自性の高い造形へと展開しています。日本の伝統に意識が高く、文化に貢献し工芸という業を残していきたいという目標を掲げ、卒業後は海外での活動にも挑戦し続けています。素材、コンセプト、アイデンティティを大切に制作する姿勢と、彼女の持ち前の積極性の高さやまたそれを実行に移す行動力には、これから新しい工芸を切り開いていく可能性を感じます。以上今後の活躍と工芸の未来を踏まえ、飯田桜子さんを推薦致します。