塗師
特徴|木曽堆朱/本堅地/木地呂色
1999年熊本県天草市生まれ
現在 長野県塩尻市木曽平沢在住、制作
生命維持に必要不可欠な食が、現代では義務的なものになりつつあります。そういった無彩色の食から、「このお皿を使いたいから食べよう」「このお皿に合う料理を作ろう」といった、彩色の食へ導く器を制作しています。
プロフィール
2020 京都伝統工芸大学校漆工科 卒業
千舟堂岡垣漆器店 入社
茶平一斎工房 出向
2023 小坂進うるし工房 にて小坂進氏に師事
塩尻市地域おこし協力隊
推薦コメント
推薦者|石坂 健一|長野県 塩尻市 副市長
竹内桜咲子さんは漆芸の専門校で学び、輪島で修業をされ、当市が募集した「地域おこし協力隊(木曽漆器職人)」に応募いただき競争率15倍という狭き門に選ばれた、技術・才能豊かな作家である。現在は産地を代表する職人の下で、漆器制作・文化材修復そしてオリジナル作品の創作と寸暇を惜しんで活動している。「作り手の創造」は我が国の伝統工芸共通の課題である。未来の生活や嗜好をクリエイトする感性と 400 有余年の伝統技術の融合こそが、木曽漆器のみならず全国の漆器・クラフトの未来を担っていく一助となることを確信している。