金属作家
特徴|金属/ガラス
1996年兵庫県三田市生まれ
現在 関東在住、制作
装飾の胎としてでしかジュエリーのシーンに登場できなかったこれまでの鋳造に対して、 鋳造による「胎自体から生み出される装飾」を提案しています。
プロフィール
2020 金沢美術工芸大学工芸科鋳金コース 卒業
2022 金沢美術工芸大学美術工芸研究科工芸専攻 修了
受賞/入選
2020 日本ジュエリー展under26部門 入選
展覧会
2020 『新人アーティスト展』(ArtShop月映、石川)
2021 『金沢工芸さんぽ』(阪急うめだ本店、大阪)
2023 『prism』(MIN jewelry and crafts、東京)
『KOGEI Art Fair Kanazawa 』(Hotel Hyatt Kanazawa、石川)
2024 個展『Landscape-landscope』(Beacon communicationsK.K、東京)
『jewelry ventures』(Hole in the wall、東京)
『New jewelry TOKYO 2024』(青山スパイラル、東京)
推薦コメント
推薦者|畠山 耕治|金属作家・前金沢美術工芸大学工芸科 教授
“素材の在り方”ということがある。ものを作り出す行為というのは、素材の在り方、つまりそれぞれの素材の方向性を問うことでもある。彼女の独自の表現は、従来の鋳造の概念を基本としながら、溶解された金属だけでは終結し得ない、新たな鋳造としての素材の方向性や組み込みに果敢に挑戦していることである。創造の過程で新たな可能性を模索しながら、それが今後の大きな可能性にみちた魅力ある造形物として存在し始めていくのであろう。いま僕たちが熟考すべき大切なことの一つは、従来の“素材の在り方”の概念を程よく覆す方法論と、その新たな作法を追求し続けることである。