佐藤 静恵 Sato Shizue
ガラス造形作家
[特徴]
2023年~ 金沢星稜大学人間科学部 講師
メトロポリタン美術館,NY 収蔵(作品「Interface vol.11」)
2024年~ 東京藝術大学 美術研究科工芸専攻(素材造形/ガラス造形)博士後期課程 入学
近年の作家活動・制作について
FPPに参加して以降、作品がメトロポリタン美術館,NYに収蔵されるなど、作家として新たなキャリアを築くことができました。現在は、金沢星稜大学で講師をしながら制作活動を行っています。研究者兼作家として、より表現の幅を広げるために、素材実験を通じたインプットに励む日々を過ごしています。時間はかかりそうですが、新境地の開拓を目指し、これからも歩みを止めることなく邁進して参ります。
今後の展覧会、作品発表、イベント等の情報
2024年10月 退任展・ガラス造形研究室20周年記念展 於:東京藝術大学大学美術館、上野
2025年9月 個展 於:金沢市内
支援者の皆様へメッセージ
2025年の個展でのお披露目を目指し、新作に取り組んでいます。以前とは全く異なるタイプの作品になります。お近くにお越しの際は是非、ご高覧ください。
推薦者・作陶家、筑波大学芸術系工芸領域准教授 齋藤敏寿
作陶家である私は、土(粘土)から陶磁に変化する工程から導き出される造形に魅力と可能性を感じ制作を行なっている。造形素材である金属や木・漆・紙・竹・布・織などの、陶磁にはない特徴をもったその材だからこそ可能となる造形に羨ましさと憧れを感じ、モノづくりの歴史に敬意を抱く。特にガラスは顕著である。佐藤静恵の作品は、ガラスの特色と可能性を造形の主軸とし、ガラスでしか可能とならないカタチに挑み、具現化している。強さと儚さを併せ持つカタチのこれからに期待し推薦させてもらった