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WORKS

晁 男

技法・修得技術・素材

漆の乾漆成形

バイオグラフィー2017金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修了2017~2019中国魯迅美術学院工芸科助手2019年~現在中国魯迅美術学院工芸科助教2021年~金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科博士在籍

仕事内容

漆芸家

生年など1990中国唐山

受賞・入選2017KANABIクリエイティブ賞2016卒業.修了制作部門審査員特別賞2017国際漆展.石川2017入選2017第3回金沢.世界工芸トリエンナーレ入選2019高島屋美術画廊X買上・(「生命.動きⅤ」2018年制作)

主な展覧会2015-素材と今の接触点- (21世紀美術館)2017ASIA NOW 2017 (Paris)2018福州国際漆芸双年展 (中国福州)2019「漆表現の現在 Vol.2」(高島屋美術画廊X、東京)2019World of Lacquer:Vessel &Form 2019 Hubei international Triennial of Lacquer Art(湖北美術館、中国湖北)

推薦者

漆造形家、金沢美術工芸大学教授 田中信行

推薦者によるコメント

晁男さんは、留学生として2014年から2017年まで金沢美術工芸大学大学院で学び、中国に帰国後は大連にあります魯迅美術学院の漆専攻の教員として、漆芸教育に関わりながら制作活動を行って来ました。現在は、再度来日し、博士の学生として研究活動を行っています。彼女の作品の特色は、金網を用いた原型作りにあります。金網による凹凸を伴った有機的な動きを、乾漆技法によって形に置き換え、漆塗りを施し作品を完成させています。作者独自の生命感溢れる漆造形作品は、従来の伝統的な漆に付帯するイメージからの脱却を模索しながら、漆による新しい造形表現を探究しており、今後の中国の漆芸を担う人材の一人として期待されています。

作家情報・リンク

https://chaonan455.wixsite.com/mysit

メッセージ

大学時代から漆の艶の塗り面に深いところまで沈んでいくような見える感覚、微妙に異なる不思議なものを引き付けられて、今まで漆制作を続きできた。漆の新たな未知の力を見つけ、作品を作りたいと考えている。

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